
SDGs
2024年の答え合わせ

街のイルミネーションが美しく輝き、冬の冷たい空気が年の瀬を感じさせる季節となりました。この時期になると、毎年1年を振り返り、月日が経つのは早いなと感じます。
皆さまにとって2024年はどのような1年でしたでしょうか?
本年1月6日に掲載しました”新年あけましておめでとうございます”の記事を基に振り返ってみようかと思います。
能登半島地震で衝撃の幕開けとなった2024年、夏には集中豪雨もあり、被害は拡大してしまいました。未だに復興も進んでおらず、苦しい生活をしている人もたくさんいます。飛行機事故も原因の特定まではできておらず、不安の残る2つのニュースは2025年に課題を残してしまいました。

選挙の年2024年は1月の台湾から始まりました。頼清徳(らいせいとく)総統が勝利し、3回連続で同じ政党が実権を握り、方針が引き継がれる結果となりました。
ロシアではプーチン大統領の続投が決まり、韓国では大きく議会がねじれる結果となり、フランスやドイツを始め、ヨーロッパでも多くの国で少数与党が厳しい運営をしていく状況となっております。その中で、1番注目を集めたアメリカ大統領選挙では、トランプ氏がハリス氏を破り再選を果たしました。強い権限を得たトランプ次期大統領が、どんな2025年を作るのか目が離せません。
辰年の2024年は、経済は成長の兆しが見られる1年でした。名目GDPは初の600兆円超えが確実となり、賃上げの風潮が高まり、少しずつ景気が上向く様子が感じ取れる1年でした。今は、103万円の壁の話が注目されており、最低賃金の上昇と併せて、引続き2025年の注目の的となるでしょう。

スポーツは大盛り上がりの年となりました。まずは大谷翔平選手の大活躍!50-50という世界初の記録を打ち立て、移籍1年でワールドシリーズ優勝と、毎日のようにワクワクしながらスポーツニュースを見ていたのが昨日のようです。
パリオリンピックでは、20個の金を含む45個のメダル獲得と、自国開催以外では最多のメダルを選手が日本に持ち帰ってくれました。「名言が残せなかった」という、北口選手の言葉は流行語大賞の候補にも挙がりましたが、多くの感動を残した選手たちの活躍は鮮明に記憶に残り、流行語という一時のものでは終わらないでしょう。
北口選手が投げた”やり”が金へ着陸したのと同様に、SLIM(小型月着陸実証機)も無事、月へ着陸しました。こちらも日本初の月面着陸とあり、大いに沸きました。今後も宇宙への旅は続き、どんな未来があるのか楽しみです。
今年のノーベル賞は3部門でAIに関する研究者が受賞しました。日常生活に良い影響を及ぼした点を評価された受賞でしたが、どの受賞者も今後のAIとの向き合い方には警鐘を鳴らしております。実際に、フェイクニュースが世の中に蔓延する一方、日本の選挙ではSNSを上手く使った人の勝利が注目を浴びました。今後、どうやってこの進歩した技術と向き合っていくかを考えることは、2025年からの最大のテーマになるかもしれません。

さて、当社も今年度は新しい取り組みにチャレンジしました。先のブログでも掲載しました、サッカークラブの協賛です。目を輝かせてボールを追いかける生徒さんたちの姿は、とても印象的でした。来年のさらなる活躍も期待したいです。
昨年に引続き、学校の総合学習事業の提携による竹紙製品の商品化活動も、今年も佳境を迎えております。1月~3月に商品化される予定で、こちらの完成形も今から楽しみです。
2025年はどんな年になるでしょうか?時代の流れが速く、予想のつかない現代です。そんな中でも、1日1日を大切に、今自分たちができることを精一杯行い、自分たちの努力で少しでもいい1年だったなと、後で振り替えられるような取組にチャレンジしていきたいです。2024年もお世話になりました、2025年も宜しくお願い致します。
2024.12.25 カテゴリー: SDGs