当社では今年の3月から「ありがとうボード」という社内企画を立案し、現在も継続的に取り組んでいます。
「ありがとうボード」とは日頃の社内各部署や個人に対する様々なありがとうの気持ちを付箋に書き、専用のボードに貼り付ける事で皆の心の声が共有出来る企画です。

“ありがとうを可視化する”事で様々な心の変化が起こります。

例えば、ありがとうを綴る側は業務に追われ感謝の気持ちを伝えていない事に気付き、小さな事にも「ありがとう」と記す様になります。また、綴られる側は当たり前に行っていた事が助けになっていた事に気付き、大きな喜びを感じられるのです。

普段の業務において、あらゆる場面で周囲の人たちの手助けや事故防止に繋がるフォローや助言など、ひとつひとつに対して心から「ありがとう」と言えているか改めて考えさせられます。

目に見える所で作業してくれた人には感謝を伝えられていても、目の届かない所で作業してくれた人に対しては、ありがとうと言えていなかった、という事は良くあるのではないでしょうか。
その場で感謝を伝えられなかった理由は人それぞれですが、その瞬間に「ありがとう」を言えなかった人にとって、この企画はさりげなく感謝を伝えられる手軽さがあり、色とりどりに並んだ「ありがとう」を目にする社員にとっては日々のモチベーションUPにも繋がります。

「ありがとうボード」は日頃の感謝を綴り、閲覧する事を通して、各部署や社員の普段の業務に関する手間や難しさを感じとれる優しさを持つ事で、社内の絆を強固にできるコミュニケーションツールでもあります。
今後も継続して「ありがとう」でいっぱいのボードを増やし、その貯まった「ありがとう」の気持ちがこもった製品を皆様にお届け出来るような会社を目指していきたいです。