ようやく梅雨が明け夏本番となり、毎日暑い日が続いておりますね。
熱中症に気を付け、暑さに負けず職務に努めてまいりたいと思います。

さて、今月は長野市内の中学生が、職業体験で会社に来られました。

初日は印刷物ができるまでの作業工程を説明しながら、実際に工場を見学して頂きました。

大きなオフセット印刷機で刷られる様子は普段見られない光景であり、生徒の皆さんにはかなりのインパクトがあったようです。

作業工程の説明が終わった後は、生徒の皆さんから様々な質問を受けましたが、その内容は社会人として大切にしたい生き方や、働く事の意義など、多様な職種にあてはまるもので、改めて考えさせられるものばかりでした。
社員一同も一言一句考えながら応え、自分自身の仕事への向き合い方や、働くことの意義や目的、責任感や達成感などを見つめ直す貴重な機会となりました。

2日目は当社が取り組んでいるSDGsを通した印刷に関わるモノづくりを、校正から製作まで疑似的に体験していただきました。

弊社で力を入れている環境に配慮した用紙や、印刷工程の中でどうしても発生してしまう残紙と言われる用紙の余材を利用しての製作体験です。
背景デザインや文章校正を自分自身で選んでもらうところから始めましたが、自分で考えたものが形になった瞬間の喜んだ姿がとても印象的でした。中学生の柔軟な発想は私達も学ぶことが多く貴重な経験となりました。

2日間の職場体験学習を終え、成長したのは生徒の皆さんだけでなく、私たちも同じなのかもしれません。

当社としても三度目の職場体験であり、生徒の皆さんからも多くの事を学ぶ機会となりました。
SDGs17の目標にございます「17 パートナーシップで目標を達成しよう」を通じ共に成長し、企業理念でもある「地域貢献」に基づき産学連携を一歩進められたように感じます。

このような一緒に考える場を提供して下さった学校関係者の方々に改めて感謝申し上げます。