地域貢献と環境対応 持続可能な印刷の新しいカタチを創造する

持続可能な社会のために
SDGs

附属長野中学校と半年間、総合学習授業を行いました②

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最終発表会を終え、いよいよ製品の完成と販売準備です。
附属中学校では毎年秋にバザーが行われており、今年はそこで販売をする予定が組まれておりました。

生徒たちが発案・デザインしたデータを頂き、印刷は当社で、最後の細かい加工は生徒の手作業にて行われました。
それと並行し、今度は当日に多くの方に足を運んで頂く為の店の工夫や広告作りに励みました。この頃になると私達も生徒との距離が近くなり、生徒からもいろいろな質問を受けるようになり一緒に作っているなと、より実感するようになりました。

最終製作に当たり、各チーム役割分担を考え活動に入ります

製作工程が多く、販売日までに時間がなく空いた時間を使って製作を進めるチームもいました。また、そのチームの為に協力するチームもあり、最後には各チームで販売するではなく、皆で出来た製品を宣伝・販売しようという空気感に変わっていきました。
製品作りの大変さ、納期厳守、仲間との協力と、最初は環境に配慮した取り組みをとスタートした総合学習が、模擬社会人体験をするような幅の広い総合学習の時間となったことは私達も大きな喜びです。

それぞれのチームが思い描いた商品が形になっていきます

そして、10月22日いよいよ販売当日を迎えました。
当日は今まで半年間の活動の集大成です。色鮮やかに飾られた8つのお店に、生徒たちが想いを乗せた商品が陳列されておりました。初めての販売活動で、売れなかったらどうしようと考えるかと思いきや、当日の朝はどの生徒の目も輝いていました。この時までに費やしてきた努力と時間が生徒たちの自信につながっていたのだと気づかされました。

2時間という短い時間の中ではありましたが、完売チームも含め全体で7割以上は販売実績を残すことが出来ました。生徒たちの達成感を身近で感じられましたことは、私達にも多くの感動を与えてくれました。

多くのチームが当日、販売実績を残し達成感に満ち溢れてました

半年間の総合学習を通した生徒との触れ合いというのはアルキャストとしても初めての体験となりました。当社としては、自分たちの日々取り組んでいる業務を1人でも多くの人に知ってほしい、改めて自分たちの普段の業務を振り返る場になればと、思いスタートした取り組みが、生徒たちからたくさんの感動とエネルギーを頂くとても有意義な時間となりました。

最後になりますが、このようなご機会を頂きました信州大学教育学部附属長野中学校の先生方、生徒の方・ご家族様には改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
そして、一緒に活動をした生徒皆さんの今後のご活躍を心の底から応援しております。

2022.11.13 カテゴリー: SDGs

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