地域貢献と環境対応 持続可能な印刷の新しいカタチを創造する

持続可能な社会のために
SDGs

12期も大変お世話になりました

9月に入り、長野市では少しずつ朝晩が涼しい日が出てきました。今年は残暑が長く続くという気象予報も出ており、まだまだ日中は暑い日が続き、朝晩との気温差で体調の管理をするのが大変な季節です。
さて、当社アルキャストは9月で第12期を終えます。今期も様々なことにチャレンジし、気づいたらあっという間の1年間でした。今期も変わらずたくさんの方々に支えられての1年間でしたが、当社として印象深かったのは何と言っても、7月から開始した新たな試み、竹パウダーの販売です。

信州新町で竹パウダーを販売している様子です

今まで、環境問題を中心にSDGsな取り組みを推進し活動しておりましたが、地元産のものを使ったオリジナル商品の完成と、地域の方とより密接に関われた実績が大いに自信に繋がりました。
竹パウダーのイベント販売は前回のブログで記載させていただきましたが、あれから2か月経った今、道の駅信州新町ではたくさんの方々に引き続き手に取っていただいております。
また、今月からは新たに道の駅中条やおがわ、大岡特産センターでの販売を始め、より多くの方に竹パウダーを知るきっかけになればいいなとの思いです。
放置竹林の社会問題から竹紙へ、竹紙から竹そのものを使ったパウダーへ、1つの課題から解決策を複数見出すと、その数に応じて、人や地域との関わりも比例して増えていく、そんなことを改めて実感させられる12期になりました。

一寸の光を頼りに1歩ずつ前に進みます

さて、まだまだ世界を見渡すと世の中には解決しないといけない問題が山積されております。
新型コロナウイルスは変異しながら流行が収まりません。5類に移行はしたものの、まだまだ完全には安全ではありません。10月からは治療に要する費用負担の変更もあります。
ロシアが端を発したウクライナ侵攻の余波も未だに続いております。世界各国での食料不足や、物価高騰。日本も度重なる商品の値上がりがあり、多くの影響を受けております。
世界の情勢を見ていると、第2次世界大戦以来の危機感を持って、安全保障に力を入れている国が増えてきました。気づけば、日本もQuadやIPEFなど様々な安全保障の枠組への加入を決め、防衛費の増額も検討されております。
国内では少子高齢化も進んでおります。先日、敬老の日には日本の高齢化率は29%と発表されました。年金制度や介護保険制度も時代に合わせて改定されておりますが、先行きがまだまだ見通せません。
その反面、チャットGPTの出現・AI機能の進化による、人間ではないものの発達が続いております。このデジタル社会が多方面に及ぼす影響は今後ますます増えていくでしょう。

混沌とした世界情勢、先の見えない未来に向かって、まだまだ走り続けなければならない、いや、前進していくには何が必要だろうかということを、もっと考えていかないといけない、そんな時代が到来した予感がします。

13期も目標高く進んでいきます

暗いニュースに目が行きがちな昨今ですが、アルキャストは来期も明るく邁進してまいります。
今期培った、新しいチャレンジへ挑戦する行動力、多くの方に感謝される団体でありたいという想い、社会がいい方向に進むように自分たちができる全力を尽くしたいという利他の心を持って、前向きに13期も突き進んでいく所存です。

来期も引続きのご支援、ご指導を宜しくお願い致します。

2023.09.30 カテゴリー: SDGs

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