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持続可能な社会のために
SDGs

今年度閉校予定の七二会中学校で講演会を開催しました

また、新しい戦争が勃発してしまいました。ガザ地区では毎日のように銃声が鳴り響き、多くの一般市民に犠牲が出ていると毎日悲しいニュースが届きます。中東諸国の駆け引きや先進国の歴史的背景も重なり、情勢は泥沼化しております。ロシアとウクライナの対立が収まらない中の新しい対峙とあり、今や世界のどこで何が起こってもおかしくない世の中に突入してしまった印象を強く感じる現在です。

市内に目を向けますと、これもまた悲しいニュースの1つ、長野市立七二会中学校が今年度閉校を迎えます。長きにわたる歴史のある学校ですが、少子化による学校の統廃合の影響により、このような決断となってしまいました。当社も2年前から事業の1つのキーワード、竹を通して関係を深めてきたとても大切な友人的存在の学校でした。放置竹林問題を目の当たりにするこの学校では、当社の取組に関心を持っていただき、学校内で生徒さん相手に授業をしたこともあります。

そんな閉校を前にした七二会中学校様より、今年度の犀北ブロックのPTA研修会で、是非当社の取組とSDGsについて講演をしてほしいとの依頼を受けました。最初はこんな大切な機会に当社が引き受けていいものかと思いましたが、校長先生はじめ、PTA会長からの情熱的な依頼もあり、また、犀北ブロックの方々とのかねてからの信頼関係もあり、引き受けさせていただくことにしました

閉校予定の七二会中学校校舎です

当日は、七二会中学校の体育館で100人程の前で講演をしました。
SDGsが国連で発表されてから折り返し地点を迎えた2023年度の現状の進捗状況や、今後の課題について一緒に考える時間となりました。また、当社のSDGsに関連した取り組み内容をお話して、当社のことを知っていただくきっかけとなりました。講演の途中、参加いただいた方々でのワークショップも行い、改めて今自分にできるSDGsな行動は何かを考える時間を共有しました。遠いような存在に感じるSDGsも、ふとしたときに再考すると意外に1歩が踏みやすい身近な存在に気付く場となって頂いたら嬉しいなと終始思いながら、講演をしました。そして、何よりもこの学校が廃校になったとしてもこの地区の伝統がこの先も未来に継承されていく、そのためのヒントの1つがSDGsとなればと切に願い、七二会地区の未来をみんなで考えるそんな1日になればいいなと強く思い講演を終えました。

恐縮ながら講演をさせていただきました

これからも日本は少子高齢化が進んでいきます。2023年にはこども家庭庁が発足し、子供未来戦略本部も開設しました。未来を形成していく子供たちに今、大人ができることは何か、また、すべての子供がいきいきと生活ができる環境作りはどうやって形成していけるのか。今から、全世代で考えていかなければいけない、重要な課題の1つだと感じます。
これからも学校教育の場で少しでもお役に立てますよう、当社も精進してまいります。

この度は、このような貴重な場をご提供くださった、七二会地区の方々ありがとうございました。そして、これからも未来永劫お付き合いの程、宜しくお願い致します。

2023.10.29 カテゴリー: SDGs

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