ご無沙汰しております。半年ぶりのブログ更新です。
気づいたら、10月に入り、長かった暑い夏とのお別れを感じる季節となってまいりました。
当社は9月決算で、13期も皆様方の温かいご支援を頂きながら、無事完走することが出来ました。ありがとうございました。

さて、今年度も昨年度に続きまして、職場体験活動の受け入れや、総合的な学習の時間（竹紙を使った製品作りプログラム）を通して、多くの学生さんと接する機会を頂きました。まだ年度の途中ということもあり、成果物が完成してない学校様との活動もありますが、新しいことへチャレンジする学生さんの姿からは、今年も多くの元気や、エネルギーをもらっております。

活動自体2年目、3年目に入ったこともあり、先輩の学生さんから話を聞き、スタート時点から1年目に比べると、少しリードした状態で、春を迎える学生さんも目に付くようになりました。
昨年の先輩方を超える商品作りをしようと、プレッシャーをモチベーションに変え、挑む姿はとても印象的です。先輩から後輩へ、竹紙を使った製品作りという活動が、少しずつ広がっていく様子はとても嬉しく思います。今年度もどんな成果物が出来上がるか、今からとても楽しみです。

今年度は、新しい形での関わりを持つ機会も誕生しました。
数年前から教育とスポーツのニュースとして取り上げられておりますが、中学校の部活動地域移行化が2023年度からスタートしております。長野市も例外なく、この事業が少しずつ始まってきているなと実感します。
その地域移行の事業に、今年度春から本格的に関わらせて頂くこととなりました。
今年度、4月にNFC.Brillarというサッカークラブが立ち上がりました。もとは、長野日大中学サッカー部です。兼ねてからのお付き合いもあり、昨年度から立ち上げの打ち合わせを重ね、晴れて、今年度からスポンサーとして関わらせていただく、新しいチームでの活動がスタートしました。3月にはクラブ説明会が開催され、初めて長野日大中学校以外の中学生も集まり、数社のスポンサー企業様と共に、「地域のサッカーをやりたい学生さんの受け皿となる」という、チームの意向に沿った大きな船が出航しました。

長野県では現在1年間を通して、中学生のサッカーチームによるリーグ戦やトーナメント戦が催されております。NFC.Brillarは昨年度の日大サッカー部としての戦歴を踏まえて、今年度県1部リーグに在籍し、リーグ戦を戦いました。ハイレベルな環境での新しいチームでの再出発に加え、企業が数社スポンサーとして入った環境に、最初は戸惑った様子を見せていた生徒さん達でしたが、やはり真剣勝負の試合になると、目の色を変えて、戦う姿勢を前面に出してプレーをしており、改めてサッカーの良さを体現してくれました。少しでも地域のお役に立てればとの思いで始めた当社にとってもチャレンジングな取組でしたが、またまた生徒さんたちに多くのことを教えていただく機会となりそうです。今後もこの活動はとても楽しみです。

1年が過ぎるのは本当に早いなと毎年のように感じます。現代はVUCAの時代とも言われ、予測不能な中、目まぐるしく情勢が変わっていく毎日です。AIの進化もいよいよ本格的になり、シンギュラリティの時代ももうすぐやってきそうです。それでも、変わらない人と人とのつながり、情熱や思いをもった人間ならではの取組は、いつの時代も色褪せないなと感じます。学生さん達との関わりは、現代社会において改めて人間の価値や、これからを生きる上でのエネルギーをもらえる機会となります。
今期も、新しいことへのチャレンジ、当社ができる地域貢献、お客様への感謝、そして人間社会だからこそ生まれる感動を楽しみながら、1年間活動してまいります。