夏本番ではありますが、地球温暖化の影響か天候不順の日々が続いています。突然の雨や風にも負けぬよう日々の業務に取り組んでおります。

さて、昨年に引き続きアルキャストが植樹に協力しているカラマツ林の下草払いを行ってまいりました。長野森林組合の協力で実施している下草払いですが、アルキャストとしては４回目の参加となります。

昨年は草刈り機２台と鎌での作業でしたが、今年は草刈り機をもう１台増やし、草刈り機３台と鎌での作業になり、また２年目という事もあり作業効率を上げる事ができました。

しかし連日の猛暑のなかで広大なカラマツ林の下草を全て払う事は難しく、今回は４月に植樹した一番若い苗木の下草払いを優先的に行いました。

昨年植樹した３００本の苗木においては、きちんと根が付いたものから、残念ながら下草に覆われて弱ってしまったものまで状態は様々でした。しかし、今年４月の植樹後に行った添え木の効果も有り順調に成長している苗木が多く、来年の同じ時期にはしっかりと根をはって大きく成長していると願います。

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昨年、今年と植えた苗木が一人前の「木」になるまで成長を見届け、いつの日かその一部がパルプとなり、印刷用紙として使用されるという循環型社会の形成を願い、この活動を継続していきたいと思います。

今回の作業に携わって頂いた長野森林組合の方に心より御礼申し上げ、引き続きの御協力を賜りたいと存じます。
この活動が実のあるものとなるようこれからもアルキャスト全社員一丸となって取り組んで行く所存です。

当社が取り組んでいるSDGsや脱炭素社会に向けた活動の一環である森林保全活動ではありますが、利他の精神で経済・社会・環境にも貢献できるよう努めてまいります。