地域貢献と環境対応 持続可能な印刷の新しいカタチを創造する

持続可能な社会のために
SDGs

SDGsな竹紙ノート&メモ完成!

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アルキャストが長野県に提出した「SDGs達成に向けた宣言書」に明記した指標である“環境対応印刷の推進、および環境負荷の少ない素材を活用した製品の開発”に基づいた活動のひとつとして、木材を用いず国産竹パルプ100%で作られる竹紙を使用したノート、メモを製作しました。

竹は成長が早く、竹林やその周辺の環境や動植物の多様性の維持には間伐による竹林の管理が不可欠です。

その間伐された竹を使用して作られたのが竹紙で、材料の竹から生産まですべて国内で行われており、生産する地域の“住み続けられるまちづくり”にもつながっています。

印刷はE3PA(環境保護印刷推進協議会)のクリオネマークに準じ、現像レス刷版やベジタブルインキを使用。

竹パルプ100%を使用している事を示すマークや、ベジタブルインキ、クリオネマークを記載

ノートにおいては協力会社にて金属製の針を使用せず、和紙でできた“こより”を用いた製本をする事によって、安全性を確保しながら100%古紙として再利用可能な製品になりました。

こよりは赤、紫、松葉、黄緑、黄色、桃色の6色

メモはノートを製作するにあたって出てしまう余白を利用し、本来ならば端材となる部分をリユースし製作しています。

メモも竹紙100%です

また、本文には当社オリジナルの罫線とドットを組み合わせたものを採用。

箇条書きや段落を付けて書く時にきれいに揃えられるようになっています。

罫線とドットの組み合わせ

現在、この「罫線とドットの組み合わせ」の意匠を特許出願中です。

2020.01.08 カテゴリー: SDGs

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