2019年に創設され、弊社が第1期企業として登録された「長野県SDGs推進企業登録制度」の2回目の更新時期を迎えました。弊社としては3期目の活動に入った事になり、これまでの活動の成果や問題点を見つめ直し、より具体的で効果的な活動を模索していく段階に入ったと考えております。

SDGsは2001年に国連で採択され、今年で20年が経ちました。この20年間で世界の情勢や環境は刻々と変化しておりますが、それでもSDGsの17のゴールの普遍性は変わらず、改めてSDGsを支援、推進する事の意義を感じております。
ただ、弊社の取り組みとしては製造業であるがゆえに製作に重点を置いており、それだけではカバーしきれないゴールがある事も切実に感じておりました。

今年はかねてよりの念願であった植樹活動を行いました。大自然の中で汗を流しながら行う活動を通して森林保護の重要性を肌で感じる事ができました。

また、地域の中学生を招いた職場体験では「働く事の意義」を考えさせられると共に、弊社が地域に与える影響や存在意義も考える機会となりました。

こういった活動を通して弊社では「環境対応製品の製作以外でのSDGs支援」の重要性とそのやりがいを感じ、今年度の更新において新たな「重点的な取組」を設けました。

重点的な取組2

【内容】
地域の連携による「ひと」と「まち」が持続可能な脱炭素社会の実現

【2030年に向けた指標】
持続的な森林保全活動・ボランティアや地域貢献活動
（2030年までに10件）

弊社のこれまでの活動は「12 つくる責任つかう責任」や「14 海に豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさを守ろう」に重点を置いておりましたが、今後はそれだけにとどまらず「11 住み続けられるまちづくりを」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」などを通じ、企業理念でもある「地域貢献」に基づき産学連携や官民連携を積極的に行える一年になればと願っております。

これからのあるべき姿である脱炭素社会の実現へ向け、本年度も長野県SDGs推進企業として活動して参ります。